結局2
社会規範に深く根づいた「概念としての男」へ向ける、憎しみ、恨み、あるいは羨望。その一方で、リアルな一男性へと向かう、慕わしい、愛しあいたいという想い。この、女性の持ちうる二律背反の狭間に、JUNE・BLは生まれた。
— まこりんさん (@wagamamakorin) 2011年10月24日
そもそも中空にさまよった状態である思春期にこのような表現が生まれるのは必然だけれど、だんだんそんな価値観や表現手法も手垢がついて固定化・テンプレ化していって現在ではそんなモラトリアム要素よりも比較的ドライなライトポルノとしての表現になっているような気がする。
二次同人と商業BLのユーザって少々ズレてるし、単純にエロだけ求めるファンが多いし、
何より腐女子であることに対しての後ろめたさも、男性に対してのコンプも何も持たない層が出現している。
そんな腐女子は現実の男性だろうが漫画の男性だろうが同じ萌えの対象として見ることができる。
かつてのように天上の美少年だけじゃないとダメという感覚はもうない。
BLに対してのアクセスが容易になったのと、SNSの発達が主な理由だろう。