結局
男はずるい。男は酷い。なのに、男になりたい。そして、男と愛しあいたい。であるから、JUNE・BLにおいて、セックス=暴力でもあり、セックス=救済ともなりうるのだ。これはカードの表と裏である。憎しみがあるからこそ、それが救済とも描かれるのだ。
— まこりんさん (@wagamamakorin) 10月 24, 2011
結局こういうことなんだろうね。
商業BLにかなりの割合で見られる「レイプから始まる純愛」というのは、セックスが暴力であると思っているのと同時に純愛であると信じているからであり、その矛盾した状態でいることを肯定しているからだろう。
だから、この二律背反を批判すること自体野暮なのかも知れない。